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北京五輪のボイコットを望んでいる人は多いと思いますが、今ボイコットを表明すると中共政府は両国の友好を踏みにじる行為だとわめき立ててきます。日本のマスコミも、戦前の反省の上に築かれた日中友好を無に帰す政策という論調で特集を組んで政府を非難する報道してくるでしょう。 多くの人は中共政府の言う友好なんて口先だけなのだから、日本政府は友好という甘い言葉に惑わされずに毅然とした対応をすべきだと考えていると思います。しかし友好という言葉は観念を表すだけで本来中身のない言葉であり、それゆえどのような恣意的な解釈もできる性質を持っています。だから国家間の友好を、対象国との間にただ波風を立てないこと、とする解釈も可能です。その言葉を中共政府は自分たちの立場・主張を正当化する“魔法の呪文”として意図的に使ってきます。 それに現代世界秩序を形成するヤルタ・ポツダム体制は第二次大戦の連合国を絶対正義とする歴史観によって成り立っているので、特定アジアとの間に波風を立てないという意味での友好は現在の世界体制を維持するドグマに沿うことでもあり、それにより実質的にもたらされる日本の隷従は日本のマスコミの利益とも合致しています。その状態が揺らぐことになればマスコミは歴史問題での特アに対する国民の贖罪意識を煽って、日本は過去に迷惑をかけたのだからこちらから事を荒立てるようなことはすべきではない、という形に世論を持っていこうとするでしょう。そうなれば共産支那の実情を知らない人は対立が予想される政策を執ることに否定的な考えを持つようになります。
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