民主党 長島昭久氏 「民主はウンコ議員ばかりで困る」

長島昭久 WeBLOG　『翔ぶが如く』
これが政権交代可能な野党か…!?

国民投票法案、米軍再編促進法案が衆院可決。

わが民主党は、いずれも与党案に反対。
議席に坐ったまま思わずうめくほかなかった。
｢これが、政権交代可能な野党の姿か・・・。｣
党人としての務めとはいえ、頭と体が引き裂かれるような苦い思いだった。

（中略）

しかし、民主党が政権交代を目指すのであれば、今の戦い方を続けていて本当にいいのかという疑問は、少なくとも私の同期議員をはじめ当選1－2回生の間に深刻な広がりを見せている。

（中略）

政治は弱い人たちのためにあるのだ！
確かに正論だ。だから、格差是正法案を！
格差を拡大させる安倍政権を打倒せよ！
民主党にご支援を！

これで本当に民主党に対する国民的支持が広がるだろうか？いったい有権者の何パーセントがこの格差是正法案で救われるのだろうか？（疑問に感じた私たちは、この点で詳細な世論調査をかけるよう党本部に働きかけたが、いまだに実現していない。おそらく、政府与党はこの辺の市場調査は完璧にやっているのだろう。）

まがりなりにも政権交代を目指す以上、民主党は、弱い人たちだけの政策を掲げるのみで1億2千万余の国民に対する責任を果たしたことにはならないだろう。それこそ財界から、労働界から、子どもから、お年寄りから、女性から、男性から、資産家から、新しい貧困層にいたるまで、国民の各界各層に訴求できる包括的な政策パッケージを提示できなければならないはずだ。

それができたのが石原都知事で、できなかったのが浅野候補だった、と（石原陣営が言っているのではなく）浅野候補ご自身が述べておられるのだ。きわめて冷静な敗因分析だと思う。わが民主党は、浅野候補を担いで、敗れて、そういった総括をきちんとやっているのだろうか。それができなければ、少なくとも首都圏では、7月の参議院選挙は勝負にならないだろうと危機感を募らせている。残念ながら、このままの民主党では、とりわけ政治的な関心の高い無党派から支持を得ることはないだろう。

幸い、同じように危機感を共有する同志がいる。彼らと一緒に「首都圏連合マニフェスト」を準備する。党でできないなら、自分たちでやるしかない。

民主党の同志と共に新党旗揚げした方がいいんじゃない？
意外にＷＥＢ層から支持されると思う。

あと、本屋で「ブログ炎上」とかそんなタイトルの本を立ち読みして、長島氏のインタビューが載っていたのだが、凄くまともだった。
「うちのブログも炎上したことがあって酷いコメントもたくさんついたのだが、一方で凄くまともな意見もある。こういう意見を直接聞けるのは素晴らしい」みたいなことを言ってたんだよね。
批判コメントにビクビクしてるサヨクとは大違い。できれば、コメント欄を復活して欲しい。多少厳しいコメントがついても、堂々としてれば何にも問題なし。

ただし、民主党に籍を入れてる以上は、イメージとしてはネガティブなものになっちゃうんだよね。